貯金は先取りと割合で考える
こんにちは、前回の投稿でガチガチに緊張していたはっちです。
拙い投稿にも関わらずたくさんの人の読んでいただいて嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回は投資の種銭を増やすための大切な貯金について考えてみました。
最近、年金2000万円不足問題などで証券会社に口座を開く人が増えたとニュースで流れていました。
皆さんが「すぐに投資を始めてお金を増やさないと!!」
と思う気持ちもわかりますが、まずは何かあった時のために使えるお金
『生活防衛資金』を貯めることからおススメします。
生活防衛資金とは自分に何かあったとき(病気やケガ・退職など)のためにすぐに引き出せる生活費数か月分のことです。(※生活費≠給料ではないのでご注意を!!)
では何か月分を貯めておけばいいでしょうか?
【目安】
独身・・・6か月分
共働きでともに会社員・・・6か月分
共働きで片方会社員・・・6か月分
共働きでともに自営業・・・1年分
一馬力で会社員・・・1年分
一馬力で自営業・・・2年分
「いやいや、若いから身体も丈夫だしそんなのいらないよ」と思う人もいるかもしれませんが、新卒で入ったところがブラック企業ですぐに辞めたくなったらどうしますか?
自分は独身のとき3年間働いたブラック企業から退職して失業手当をもらっている時期がありました。
失業保険という制度は知っていたので、離職票を手にハローワークに行くと退職理由が自己都合のため、失業保険の支給まで3か月の猶予期間があったのです!!!
失業保険が3か月間もらえないのも辛かったですが、 無収入に加えて会社員のときは天引きだった健康保険や年金の支払いも自分でしないといけなくて失業保険をもらうまでに実質4~5か月分の生活費がかかってしまいました。
(うーん。いま思い出しても辛かったな・・・)
そのときに生活防衛資金の大切さを身に染みて感じました。
社会人の皆さん!
あなたが思っているよりも、みんな若いうちから退職するからね!!
いまのうちに準備をしておきましょう!!!
では、「いくら貯めればいいかわかったけど、どうやって貯めるの?」と思った方にオススメの貯金方法が『先取り貯金』です
「所得ー支出=貯金」ではなく、「所得ー貯金=支出」にすることで毎月の貯金額が一定になり、計画的に貯めることができます。
また生活防衛資金は生活費の引き落とし口座とは別の口座に入れておきましょう。
めんどくさい人は封筒貯金でもかまいません。
大事なのは支出がある口座から完全に引き離すことです!!!
「でも社会人1年目だから給料が少ないし、たくさんの額は貯金できないし・・・」
そう思った方は貯金を割合で考えることをオススメします!
ひとり暮らしの場合は、先取り貯金は2割
実家暮らしの場合は、先取り貯金は4~5割
新社会人で当てはめてみると・・・
マイナビのサイトより、社会人1年目の月額給料は約20万円です。
そこから健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税が引かれて手取りが約16万円です。(参考HP:https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/44054?source_area=list&source_content=%E5%88%9D%E4%BB%BB%E7%B5%A6&source_page=tag)
手取り給料が16万円の場合ひとり暮らしながら3.2万円、実家暮らしなら6.4万円~8万円貯めることができます。
もし、ひとり暮らしの人が所得の8割(12.8万円)で生活していたら
3.2万円×12か月×2年=76.8万円(生活費6か月分)
2年で生活防衛費を貯めることができます!!!
給料が入ったらすぐに先取り貯金をすることで、残りは全部つかってしまってもいいので気持ち的にも楽ですし、生活防衛費の積み立ても計画的に進みます。
先取り貯金の習慣がつくまでは慣れないかもしれませんが、つらい時に貯まっている口座残高をみると「私とっても頑張っているな!」とやる気と自信が出てくるので是非試してみてください。